走塁を考える

走塁とは非常に難解で、場面場面でいろいろな要素があるので、その都度変化する生き物のようです。

 

『イニング』『得点差』『打順』『右打者』『左打者』『打者の特徴』『守備位置』『外野手の足』『肩の強さ』『内野陣の守備』などで無限に変化する。

 

一生懸命に走って次の塁を狙うだけでは本物の走塁とはいえない。常に状況を頭にいれ、準備と予測をして早く判断することが大切であり、そうすることがより良い走塁を生む秘訣である。

 

生き物のような走塁を調教するには豊富な経験と直向な研究、それにちょっとだけずる賢い考え方も必要な気がします。ベンチは事前に走者に全てのことを伝える必要があり、その事を怠って走者とランナーコーチだけの責任にしてしまうケースも多く、教えきれないベンチの責任は隠されてしまうことが多いことに少し疑問を感じてしまいます。

そして、五感の中の視覚が一番大切な要素であることも忘れてはいけないことである。

 

ナインの考える野球論